陶芸の練習会
先日、作業療法室で行われたのは、陶芸の練習会です。当院では、様々な作業活動を治療道具として活用しています。陶芸もその一つとして、成形から、焼き上げまで院内でできるようになっています。電気釜もあるんですよ!
クライエントに提供する前には、まず自分で体験することが大切です。自分で完成までイメージできるから、難易度の段階付けもできますよね。ということで、私も部長の石黒からたたら作りの作り方を学びました。
土をこねる感触は、子供の頃を思い出すように楽しくて・・・
土の柔らかさを整える「荒練り」、や土の中の空気を抜く「菊練り」など、全身を使って、体重を乗せながらの作業は、結構しんどくて・・・でも楽しい・・・
導入したいクライエントを思い浮かべながら、どんな工夫が必要か考えながら・・・
「こんなに分厚かったら重くて大変だよ」とかワイワイ言いながら・・・(笑)
いろいろな道具たち・・・まだまだ使いこなせないので、日々勉強ですね。
そして、多種多様な活動をリハビリテーションの時間に提供できる環境に感謝です。
釉薬をぬって仕上がりを楽しみにしましょう!
作業療法士 西山亜由美