おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

陶芸の練習会

 先日、作業療法室で行われたのは、陶芸の練習会です。当院では、様々な作業活動を治療道具として活用しています。陶芸もその一つとして、成形から、焼き上げまで院内でできるようになっています。電気釜もあるんですよ!

 

 滋賀県らしく、信楽の土を使って器を作ることができます。

 

 クライエントに提供する前には、まず自分で体験することが大切です。自分で完成までイメージできるから、難易度の段階付けもできますよね。ということで、私も部長の石黒からたたら作りの作り方を学びました。

 

 土をこねる感触は、子供の頃を思い出すように楽しくて・・・

土の柔らかさを整える「荒練り」、や土の中の空気を抜く「菊練り」など、全身を使って、体重を乗せながらの作業は、結構しんどくて・・・でも楽しい・・・

 

 導入したいクライエントを思い浮かべながら、どんな工夫が必要か考えながら・・・

「こんなに分厚かったら重くて大変だよ」とかワイワイ言いながら・・・(笑)

いろいろな道具たち・・・まだまだ使いこなせないので、日々勉強ですね。

そして、多種多様な活動をリハビリテーションの時間に提供できる環境に感謝です。

 

釉薬をぬって仕上がりを楽しみにしましょう!

 

作業療法士 西山亜由美