おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

総合リハビリテーションセンター・今年もよろしくお願い致します

新年明けましておめでとうございます。

2023年もスタート・・あっという間に10日が過ぎました。

新たな年が、皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

 

2023年・・コロナ禍が続く中、みなさんの大切な取り戻すことのできない1年1年は、着実に過ぎ去っていきます。

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「今この一秒の集積が一日となり、その一日の積み重ねが、一週間、一ヶ月、一年、そしてその人の一生となっていくのです。」「人生の明暗を分かつものは、運不運ではなく、心の持ちようだ。苦しいときにこそ、明るい希望を失ってはならない。」

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昨年、稲盛和夫・京セラ創業者が、多くの言葉を残してこの世を去られました。 「人生はつまるところ、・・一瞬一瞬の積み重ね・・に他なりません」。論語とも多くの共通点のある数々の言葉は、どのような状況にいたとしても、「希望と立ち直る力」の大切さを思うリハビリテーションにも通じるものです。コロナ禍は、私達の生活から多くの日常を奪っています。稲盛さんは、言います。そんな中に会っても、「どんな時でも、未来は明るくてさんさんと太陽が輝いて花畑になっていると思いなさい」と。

前向きに、ポジティブに日々を過ごせるように・・今年も、職員一同、みなさんの思いに耳を傾けて取組んでいきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

総合リハビリテーションセンター

部長  石黒 望

2022年 PT科の活動をまとめて報告いたします!

・勉強会実施

フランスベッドさんに来て頂き、歩行神経筋電気刺激装置のNESS L 300 GOの勉強会を実施しました!従来の電気刺激装置よりも装着・操作は簡易的になり、非常に使いやすい電気刺激装置であると感じました!みんな真剣に聞いています。

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パーキンソン病 のびのび友の会

東近江保健所の育成事業であるパーキンソン病患者・家族会「のびのび友の会」に当院の理学療法士3名が体操指導に参加させて頂きました。LSVTBIGの認定を受けた理学療法士が指導を実施しています。

みなさんから日常で困っていること、疑問点などをお聞きし、日常生活動作という部分にトピックスを置きながら、体操指導を実施しました。みなさんとても真剣に取り組んで下さっています!!

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・学会参加

2022年10月15日、16日に行われた「第20回 日本神経理学療法学会学術大会」に参加してきました!学会で多くの症例発表や研究発表、ポスター発表を拝聴し、大変勉強になりました。今回の学会で学んだ内容を臨床に活かせるよう、精進していきたいと思います!

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・勉強会開催

PT部門の回復期チームによる勉強会を開催しました!

今回の勉強会のテーマは『転倒患者における理学療法評価の分析』についてです。

当院回復期の転倒状況を共有し、理学療法評価との関係を分析し、どのように転倒予防していけば良いのか検討しました。明日から臨床場面に活かしていきたいと思います。

今後も質の向上に努めます!

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・勉強会開催

PT部門の訪問チームによる勉強会を開催しました!

今回の勉強会のテーマは『在宅での転倒状況と対策の分析』についてです。

当院回リハ病棟から在宅へ退院され、その後の転倒状況を把握することが出来ました。

この内容を今後の転倒対策に活かせるよう、日々質の向上に努めたいと思います!

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・勉強会開催

PT部門の役職者による勉強会を開催しました!当院では役職者が定期的に勉強会を開催しています。

今回のテーマは「機能的電気刺激を用いた歩行動作練習」です。機能的電気刺激と歩行に関する基礎知識からレビュー論文と当院の研究結果を供覧し、現状ベターと考えられる介入方法を共有しました。

今後も患者さんの歩行が少しでもより良くなるよう研鑽していきます!

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・勉強会開催

PT部門の役職者による勉強会を開催しました!

今回のテーマは「電気刺激について-機能的電気刺激を用いた歩行動作訓練-」についてです。

電気刺激の総論から、エビデンス、臨床で応用できる方法を学ぶことができました!

リハビリテーション前後における効果判定や、持続効果などまだまだ知りたいこと沢山あります。これからの臨床に活かせるよう、分析を続けていきたいと思います。

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~当院介護医療院での取り組みについて~

こんにちは、作業療法士の神保です。

秋も深まり、朝晩が冷え込んできていますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?

 

本日は近江温泉病院・介護医療院でのリハビリテーションの取り組みの1つを少しお話し出来ればと思います。

 

昨年度よりご入所時の説明で「ご家族からご本人にしてあげたいこと」と「ライフヒストリーカルテ」というものを使用し、ご本人がどのような人生を歩まれ、どんな気持ちを大切にされてこられたかということをご家族からの視点でもお伺いさせていただいています。

病気を患い、今までのようにうまく言葉にできない方もおられ、ご本人の思いを聞き取ることが難しいこともあります。

ご本人を支えてくださるご家族からそのきっかけを少しでも頂けると、ご本人に寄り添った介入に繋げていきたいと思っています。

 

ぜひ、ご家族の声も聞かせてください!

 

作業療法士 神保帆束

 

 

陶芸の練習会

 先日、作業療法室で行われたのは、陶芸の練習会です。当院では、様々な作業活動を治療道具として活用しています。陶芸もその一つとして、成形から、焼き上げまで院内でできるようになっています。電気釜もあるんですよ!

 

 滋賀県らしく、信楽の土を使って器を作ることができます。

 

 クライエントに提供する前には、まず自分で体験することが大切です。自分で完成までイメージできるから、難易度の段階付けもできますよね。ということで、私も部長の石黒からたたら作りの作り方を学びました。

 

 土をこねる感触は、子供の頃を思い出すように楽しくて・・・

土の柔らかさを整える「荒練り」、や土の中の空気を抜く「菊練り」など、全身を使って、体重を乗せながらの作業は、結構しんどくて・・・でも楽しい・・・

 

 導入したいクライエントを思い浮かべながら、どんな工夫が必要か考えながら・・・

「こんなに分厚かったら重くて大変だよ」とかワイワイ言いながら・・・(笑)

いろいろな道具たち・・・まだまだ使いこなせないので、日々勉強ですね。

そして、多種多様な活動をリハビリテーションの時間に提供できる環境に感謝です。

 

釉薬をぬって仕上がりを楽しみにしましょう!

 

作業療法士 西山亜由美

 

作業療法に関する啓発イベント“作業療法へのいざない”に当院からも参加いたしました!

 東近江圏域の作業療法士の仲間たちとの合同啓発イベント「作業療法へのいざない」が能登川図書館にて開催されました。今年で8年目になりました。今年は、能登川図書館の横にある、能登川博物館掲示スペースをお借りしました。

 このイベントは、作業療法士がどのような仕事であるのか、それぞれのエピソードを通して知って頂ける内容になっています。中学生や、高校生の皆さんの進路を考える際の参考にしてければと考えています。また、市民の皆様にも、なにか困りごとがあった時、作業療法士にはどんなことを期待すればいいのかを知って頂ける機会になると思います。

 作業療法士が使う作業とは、英語でoccupation(オキュペイション)と訳されます。語源は占有すること・占める事という意味を持っています。自分の時間を占める意味のある活動を「作業」と読んでおり、自分のしたいこと、しなければいけないこと、周囲から期待されていることを意味します。皆さんにとって、どんなことをしている時に楽しさや、充実感がありますか?人それぞれ違うからこそ、オーダーメイドの作業療法が必要とされています。

作業療法の中で出来上がる作品と、その作品がどのような背景のもと仕上がったのかを説明しています。作品を作ったり、調理や、趣味活動を練習する背景には、様々な背景があります。

まず、クライエントの生活や、今までの人生の歴史、現在の病状、好きなこと、したいこと等の情報を把握してクライエントの全体像をイメージします。そして、どのような方法でリハビリを進めていくか、一緒に活動を選択して実施していきます。初めてチャレンジしたことに成功して自信を取り戻したり、今までできていた当たり前の生活を再獲得したり。「作業」をすることによる副産物は沢山溢れてきます。作業療法のダイナミックな効果をご紹介させていただきました。

 

掲示されている、各事業所さんからの作品を見るだけでも、ワクワクしました。来年もこちらに事例を発表できるように、学びを続けていきたいと思います。

 

 

作業療法士 西山亜由美

 

 

過去の作業療法のいざないについてのブログはこちらから

作業療法へのいざない・・・当院作業療法ストーリーパネルの紹介 - おうみリハビリだより (hatenablog.com)

今年も、リハビリテーション-作業療法への誘い!縮小して開催。 - おうみリハビリだより (hatenablog.com)

 

 

福利厚生の新プランとして業務後に職員対象のヨガを行っています!

 チームワークが大切な医療現場。なかなか仕事以外のコミュニケーションを図る機会も少なくなっているご時世ですが、そんな現状をどうにか楽しく乗り切りたいと企画したのが、このヨガ企画です。

 ヨガインストラクターの資格を持つ元職員と現在デイリハ・訪問リハ担当の作業療法士西山が、講師を担当しています。月に2回業務後にクラスを実施しています。

 参加者の皆さんが、コミュニケーションをとれるように、自己紹介をしてから和やかにストレッチを始めます。プログラムは、腰痛予防になるようにお腹の筋力を付ける筋トレの要素を入れたり、ちょっとバランス感覚が必要なチャレンジポーズを入れたりと皆で和気あいあいと取り組んでいます。

 呼吸をしっかりと繰り返しながら、今、ここに集中するため、瞑想のような効果もあるヨガ。心の不調を整えるのにも役立ちます。じっくり自分だけに使う時間は、贅沢な時間です。

 

 参加者からは、「スッキリ気持よくて、仕事の疲れが吹き飛びました!」とお声を頂いています。仲間作りとリフレッシュをしながら楽しくお仕事を頑張りたいです。

 

 

作業療法士 西山亜由美

 

( ヨガ企画は、当院の福利厚生事業として、継続して開催しています。 )

 

作業療法士を志す学生さんへ 作業療法士の仕事の一部をご紹介!

  私たち作業療法士は、入院されている方やご自宅で生活されている方に「日常生活の自立に向けて」や「役割の再獲得」など、その方が「できるようになりたいこと」「できる必要があること」「期待されること」を目標に作業療法を行います。

 「リハビリテーション」や「作業療法」というと、その方に直接関わらせていただく時間だけのように思われる方がいるかもしれません。しかし、私たち作業療法士は皆さんに直接関わる時間はもちろん、その時間のための下準備として行っていることがあります。今回はそんな作業療法士の仕事の一部をご紹介したいと思います!

 

 私たち作業療法士は、一人ひとりに寄り添って作業療法のプログラムを考えています。

 そのプログラム内容は身体の機能のこと、身の回りの生活や就労のこと、余暇活動のことなど多岐にわたります。

 例えば、若い頃から手芸が好きで長年続けていたけれど、病気の症状によりうまく指が動かせず、毛糸を切るはさみが使いにくくなった方がおられます。

 「指はうまく動かせないけど、それでも手芸は続けたい!」

 作業療法士はその思いに寄り添い、直接の関わりの中で指のストレッチや運動を一緒に行ったり、手芸をするときの姿勢を整えたり、作る作品の難易度を調整したりします。そしてさらに、その方の指の動かせる力で使いやすいようにはさみの改良をしたりして、大切な作業の継続を支援します。

 ここで下準備です。直接関わる時間以外に、どんな形のはさみならその方が使いやすいか、どんな大きさがいいか、はさみによっての切れ味はどうかなど、数種類のはさみを実際に使い比べ、さらに持ち手に工夫を加えます。

 そして、工夫を加えたはさみを直接関わる時間に実際に使っていただき、さらに再調整を加えることもあります。

 このように、実際に皆さんに関わる時間に向けて、下準備として行っていることが実はたくさんあり、この試行錯誤をしていくことも作業療法士の仕事の面白さの1つではないかと私は感じています。

 

 

(樹脂を使って試行錯誤を繰り返したはさみ)

 

  これから作業療法士を志す方や、他の職業を志す方でもそれぞれのお仕事には見える部分と見えない部分があると思います。様々なお仕事の見えない部分まで見ようとすると、そのお仕事のより面白い部分が発見できるかもしれませんね!

 

作業療法士  津田 美礼