短時間通所リハ ・・・・牛作り

2021年を迎え早くも2月になってしまいましたが・・・・

今年は丑年ということで、短時間通所リハビリの利用者さんと一緒に陶芸で牛を作りました。作業療法士が見本に1つ作ったのですが、皆さんそれぞれアレンジを加えられ、全く異なる作品に仕上がりました。今年はモーっと良い年になるようにと願いをこめて・・・・皆さんの個性が出て素敵な作品となりました。

 

~利用者さんの感想~

(以下の文章・・パソコンの操作練習の一環として、ご本人が文章を考えて打たれました!)

Aさん:陶芸で作ったウシに色づけをしました。片手での色付けはなかなか難しいけど何とか出来ました。うっしっしー

Bさん:陶芸?苦手だな~。と思っていたけど出来上がりは!大満足。西山さんに手伝ってもらって出来ました。豚に間違われないように白・黒にしました。もぉ~う・大満足です。

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季節感を感じたり、「できた!(自己効力感)」と自身を持ったり、楽しみを持って頂く活動も、運動の合間に入れながら今後も活動していければと思っています。

 

出来ることに目を向け、自分たちの可能性を広げていきます・・レッツ チャレンジ‼

 

西山亜由美(作業療法士

退院されたAさんからメールを頂きました!

回復期病棟を退院された50歳代男性のAさんからメールを頂きましたので紹介させていただきたいと思います。(*ご本人より許可を得て掲載しております)

Aさんは脳卒中を呈され当院回復期病棟を経て自宅退院された方です。

以下にメール内容を添付します。

 

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X月にA病院から近江温泉病院に転院、約5ヶ月間、退院まで長い間お世話になりありがとうございました。

X-1月に脳出血を発症してA病院に入院していましたが、転院の日も自分がどんな病気かも理解できていませんでした。ただ右手右足が動かないことは車椅子に座っていて分かりました。

 車の中でソーシャルワーカーの辻尾さんにいろいろ説明して頂いた事も充分理解できていない状態だったと思います。ましてや歩いて退院出来るとも思ってもいませんでした。これから何が始まるかもです。

 近江温泉病院に転院した日の記憶は作業療法士さんがたくさん来ていろいろ私の取り扱いについて話しておられた事です。それ以外は余り覚えておりません。

リハビリは次の日から始まりました。言語、作業療法理学療法とありましたが最初はいろいろなテストだったと思います。その時はまだ歩く歩ける事など微塵も考えませんでした。

 数日経った日、装具を付けられました。どでかい装具を。そして4点杖を左手に持たされ、杖をつき右左で脚を出して歩きなさいと言われました。そんな事で歩けるはずは無いと思いましたが、杖、右、左と言いながら左手で持った杖を前につく、右足を出す、左足を出すの順で動かしてみたらなんと出来ました。杖左右だったかもしれません。装具でガチガチにはなってましたが歩けました。私の歩行訓練はそこから始まったと思います。その段階ではまだ装具や杖のない状態で歩くなど夢のまた夢だったと思います。そこから装具を作ってもらい歩行訓練を地道に行ってもらいました。

 装具をつけ、杖をついた歩行から装具が外せるようになり、杖が不要になるまで回復する事が出来ました。理学療法士の皆様、作業療法士の皆様、言語聴覚士の皆様本当にありがとうございました。不真面目な生徒で申し訳ありませんでした。まだ麻痺が残っておりますが、これからも精進して日常生活の中で少しでも良くなるようリハビリして参りたいと思います。入院中は本当にありがとうございました。つづく。

お手紙いただきありがとうございました。

「そんなことで歩けるはずは無い」「歩くなど夢のまた夢」という気持ち、改めてリハビリに対する不安や歩行再獲得の重要性を感じました。Aさんが不安な気持ちを持ちながらも毎日リハビリに励まれ、リハビリの時間以外にも積極的に自主練習されていたのを思い出します。退院時には装具なし、杖なしでの歩行が再獲得できて本当に良かったと我々スタッフも感じています。

 

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Aさんのお手紙にもありましたように当院では入院早期から必要に応じて装具(写真参照)を使用してのリハビリ(装具療法)を実施しております。装具は麻痺によって力が入りにくくなった足を支えてくれるもので、装具を使って立つ練習、歩く練習等を実施し、麻痺した筋肉の回復を促します。そのため、目的は歩くだけでなく車椅子とベッド、トイレ間の乗り移りや立って行う日常生活動作全体と多岐にわたります。装具療法の他にも、筋力トレーニング、バランス練習などリハビリ内容はたくさんありますが、患者さんの不安な気持ちに寄り添いながら質の高いリハビリを提供できるよう努力していきたいと考えております。

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理学療法士 前川遼太

論文が採択されました!!

先日、論文が採択されました。本研究は、起き上がり動作の治療方法確立を目指し行ったものです。滋賀県理学療法士会活動の助成を受け、「起き上がり動作獲得に向けた座位側方リーチ動作練習方法の検討」のテーマで滋賀県理学療法士会学術誌『理学療法 湖都』に掲載予定となっています。

本研究を通して、起き上がり動作獲得に向けて根拠のあるよりよい評価・治療を提供できるきっかけになったと考えます。

当センターでは、介入の質向上を目指す一つの方法として臨床研究を実施できる指導体制をとっています。今後も理学療法の質向上に努めていきたいと思います。

 

理学療法士 阪下沙紀

当院の介護医療院での取り組み

みなさん、年末年始はどのようにして過ごされましたか?

当院介護医療院では餅つきや鏡餅作り、初詣に書き初め、生け花をしました。

遅くなりましたが、お伝えさせて頂きます。

 

 

餅つきでは、力自慢の男性に手伝って頂き、「よいしょー!!」、「よいしょー!!」と餅を力強くついて頂きました。つきたての餅は女性陣にきれいに丸めてもらいました。

やはりみなさん昔は良くやっていたということで手際良く温かい内に丸め終わることが出来ました。

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丸めた餅を使って今度は鏡餅を作りました。

お盆以外は全部手作り!!

鏡餅のみかんも手作りなんですよ!!

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年始といえば初詣に書き初めですよね!!

お多賀さん!?で初詣。みなさん両手を合わせて何をお願いしたのでしょうか。

書き初めは達筆!!これの一言に尽きます。

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最後に生花!!花に囲まれて気分も落ち着きますね。

早速、飾りに行きました。

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介護医療院は、生活施設です・・・私たちは、その生活の中に、皆さんが過ごされ、興味を持ってされていた日常の作業が再現できればと思っています。わずかな機会ですが、皆さんの行動・表情の中に、みなさん・・らしい姿を見ることが出来るように、関わっていければと思っています。

 

 

 

 

(介護医療院 作業療法士 冨田)

みなさんは、ヘルプマークをご存じですか?

今回、失語症の患者さんが使用しているヘルプマークについてお話しさせて頂きたいと思います。

ヘルプマークは、「義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、又は妊娠初期の方など、外見からは分かりにくい方々が、周囲に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が平成24年に作成したマークです」

 

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失語症は、言いたい言葉がでてこない、聞こえていてもその意味がわからないなどの症状があります。症状は人によって様々ですが、患者さんは思っている言葉が十分に伝えられないためヘルプマークを使用ながら、積極的に買い物や公共交通機関の使用、仕事など社会との関わりに挑戦しておられます。

ヘルプマークを持たれていて、話しにくそうにされている方がおられたら、ゆっくり話を聞き、声をかけるなどの配慮して頂ければと思います。

 

LSVT-LOUD認定試験に合格しました!

LSVT-LOUDはアメリカで考案された大きな声を出すことを意識するリハビリテーションプログラムです。言語聴覚療法では、訓練効果に関するエビデンスが最高のⅠレベルと認められています。特にパーキンソン病患者さんの発話障がいへの効果が期待されています。

 

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今回、昨年11月7‐8日、LSVT-LOUD認定講習会に当院から2名の言語聴覚士が参加しました。コロナ禍のため、バーチャル・ライブコース(オンライン講習会)形式で開催され、無事試験に合格しました。

 

 

当院でもパーキンソン病を含む音声機能障がいを抱える患者さんが多くおられます。その方たちに少しでもよりよい言語療法を提供できるように努めていきます。

 

介護医療院での作業活動について

介護医療院では

春から秋にかけて田植え→稲の収穫→脱穀→おにぎり作りを行なっています。

 

春:5月 田植え

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スタッフはみんな初心者でしたが田植え経験のある方に

「水が多いな~」「間隔をあけて植えるといいよ」などと、

教えて頂いて無事に植えることができました。

 

秋:9月 稲の収穫

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穂がたくさんついてきたのでついに収穫しました。

鍬を持つのは久しぶりでしたが、さすがです!!

 

10月 脱穀 

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ひと粒、ひと粒落ちないように・・時間がかかりましたが達成感がありました。

 

11月 おにぎり作り

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昆布と梅干しを中に入れてぎゅっぎゅっと、握りました。

 

普段、食べているお米ですが、こんなにもお米を作るには過程があること、時間がかかってもお茶碗一杯分にしかならないこと、ひと粒ひと粒のお米の大切さを考える機会となりました。入所者さんの新たな一面を見る事もでき、また今年もやっていきたい行事です。

 

作業療法士 加藤 志保