近江温泉病院での園芸活動を活用したリハビリ・作業療法について紹介します~その1~
近江温泉での園芸活動での取組について紹介します。
近江温泉の作業療法室には、できるだけ自宅環境を再現できるようにいろいろな道具、環境が取りそろえられています。
もちろん、園芸もできます。
滋賀県の自然豊かな土地に暮らす皆さんは、もちろん畑活動への復帰を目標にリハビリに取り組まれる方も多いです。
そこで今回は種からトマトときゅうりを育てることにしました。
目的は、車椅子レベルの方には屋内で種から苗作りに参加して頂き、プランターでの野菜作り。実際に畑に行くことができる方は、育った苗を生かして畑で育てていただくことです。皆さんでわいわい植え替えのタイミングなど協議しながら育てました!
普段会話することが少ない方も、ご自身の得意分野となれば、会話量も増えます。
種はポットに爪楊枝を使って植えました。5月
種から育てると喜びも倍増です。
プランターと畑にそれぞれ植え付けました。(6月)
成長具合はまた次回報告いたします。
自宅での生活も、ついつい運動はできない・・・・等で自宅に引きこもってしまう方が多いです。しかし、何度か実際の動作を行うことで自信がついて自宅で再開できる方が多いです。そのようなきっかけ作りを通所リハで一緒に行えればと思っています。
近江デイリハセンター(短時間通所リハビリ)
西山(作業療法士)