当院回復期リハ病棟のOBの方々「ＯＢ３人衆」が来院！

　ここ最近、寒い日が続いていますね。そんな季節の中でも、少し暖かかった数日前のこと。約半年前、当院回復期病棟を退院された3人のOBが来院して下さいました。男前3人衆！
　当院におられるときは、車椅子に座り、毎日のリハビリ生活にへとへとになっておられた皆さん、なんとか頑張って車いすを手放し歩行を自立できた・・・というイメージでしたが・・・
3人とも元気に杖で歩いてこられ、きらきらした笑顔を見せて下さいました。この御三方、当院を退院してから、それぞれ訪問リハビリや外来リハビリを経て、現在は同じ通所リハビリに通所されているとのこと。しかも、階段をどれだけたくさん上れるか、競争しているとか！！
半年前のことを思うと、その変化にスタッフ一同驚くばかり。やはり、持つべきものは仲間なのですね。

「僕らもここにいるときは、これからどうなるのかとすごい不安やった。それでも、今はこんなふうにやっていられる。それを、今入院している人に伝えたいんや」一人の方が、そのように話してくださいました。
回復期という、まだ病気を受け入れられない難しい時期に、私たちは一緒にリハビリをさせていただきます。その辛い思いや苦しい思いを聞くと、何も言えなくなることもしばしば･･･
それでも、皆さんそれぞれご自分の力で前に進んでおられました。
「入院中は、ありがとう」との言葉をいただきましたが、こちらこそ、皆さんの人生に少しでも関われたことを、とてもありがたく思います。