おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

AMPS認定評価者・・只今6名。

 今年5月に当院で開催したAMPS講習会in滋賀を受講し10ケースの提出を経て6名のOTが晴れて、AMPS認定評価者になりました。人がする事(遂行)には、努力を要し効率が悪く危険で援助が必要な(質が低い)状態から、努力しなくしても効率良く安全に1人できる(質が高い)状態まであり、この遂行の質を測定するために作られた、運動とプロセス技能モデルのことです。AMPSは1980年代にアメリカの大学院に留学していたカナダの作業療法士が、特別に設定した検査場面ではなく、自然の日常生活の場面を観察して、日常生活を行なう能力を測定できないものかと考えたことから始まりました。今では、世界中の10万人以上の人々から集められたデータベースをもとに、コンビューターが値を計算します・・・現在20か国以上の作業療法士がAMPSを使っています。(COPM・AMPSスターティングガイド吉川ひろみ より)

当院では、現在CVAのOT標準パスとしてCOPM・AMPSを取り入れた(トップダウンを主に・OTIPMをベースに・生活行為向上マネジメントも取り入れ・・・)作業療法のパスを検討しています・・・作業療法が・・本来の作業療法の魅力を発揮できるように・・・模索しています。