東近江 セラピストケアマネ合同ワーキングが開催されました
2019年11月6日
東近江総合医療センターにて、東近江セラピストケアマネ合同ワーキングが開催されました。
東近江退院支援ルール評価・検討事業の一環です。普段は、各専門職ごとに検討会が行われていますが、今回は、ケアマネージャーとセラピストとの合同勉強会です。
まず、東近江圏域における入退院の現状に関する報告がありました。
当院の作業療法士の加藤からは、「生活行為申し送り表のケアプランへの活用状況の調査」と、事例報告として「回復期から維持期へリハが上手くつながった事例」の報告をさせて頂きました。「生活行為申し送り表」を使用した実践についての報告です。
グループワークでは、疾病の発症から入院、退院を経て自宅に帰られる際、どのようにサポートする事でより対象者の生活が豊かになるかについて話し合いました。
双方が必要とする情報はどのようなものかをお互いが意見を出すことができ、とても刺激的な空間でした。
当院から出している申し送り表は、「生活行為申し送り表(作業をする事で元気になる申し送り表)」です。対象者と家族の希望が盛り込まれた、生活に密着した申し送り表となっています。ケアマネージャーにしっかりと内容が伝わるように今後も作業療法の啓発活動を行いたいと思っています。