おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

三方よし研究会(東近江地域医療連携ネットワーク研究会)が、当院で開催されました。


昨日6月18日(木)に東近江地域医療連携ネットワーク・三方よし研究会が、当院で開催されました。この研究会は、東近江地域医療連携における情報の共有化を図ることにより診療レベルの向上及び会員相互の連携を強めることを目的に発足し事務局を世話人代表・東近江医師会に置いて運営されています。研究会は、毎月第三木曜日に会場持ち回りで開催され、今月は、当院にて、情報交換会・脳卒中地域連携パス改定版についての検討・30分学習会(介護報酬の改定整理)・事例報告(発症1年が経過し脳卒中連携パス終了ケース)が行われました。当日は、様々な職種の方々・・・約90名以上の参加となりました。
 事例報告では、急性期病院救急搬送治療後、発症26日で連携パスの流れにより当院回復期リハビリテーション病棟へ入院され、5ヶ月間のリハビリ入院をへて、家屋改修の後に在宅復帰・・・その後、ケアマネージャーのプランのもとで、訪問リハビリ(当院)や、通所介護、かかりつけ医師の往診などにより現在も在宅で生活されている方の報告がなされました。急性期での様子から、回復期での経過・訪問リハビリの経過・そしてかかりつけ医師の報告・・・ケアマネージャーのお話など、1年間の事例の様子が各担当者から直接うかがうことができ、参加者には多くを学ぶ機会となったのではないでしょうか。私たちにとって、この研究会はとても有意義な研究会となっています。(総合リハ石黒望)