東近江 セラピストケアマネ合同ワーキングが開催されました
2019年11月6日
東近江総合医療センターにて、東近江セラピストケアマネ合同ワーキングが開催されました。
東近江退院支援ルール評価・検討事業の一環です。普段は、各専門職ごとに検討会が行われていますが、今回は、ケアマネージャーとセラピストとの合同勉強会です。
まず、東近江圏域における入退院の現状に関する報告がありました。
当院の作業療法士の加藤からは、「生活行為申し送り表のケアプランへの活用状況の調査」と、事例報告として「回復期から維持期へリハが上手くつながった事例」の報告をさせて頂きました。「生活行為申し送り表」を使用した実践についての報告です。
グループワークでは、疾病の発症から入院、退院を経て自宅に帰られる際、どのようにサポートする事でより対象者の生活が豊かになるかについて話し合いました。
双方が必要とする情報はどのようなものかをお互いが意見を出すことができ、とても刺激的な空間でした。
当院から出している申し送り表は、「生活行為申し送り表(作業をする事で元気になる申し送り表)」です。対象者と家族の希望が盛り込まれた、生活に密着した申し送り表となっています。ケアマネージャーにしっかりと内容が伝わるように今後も作業療法の啓発活動を行いたいと思っています。
8月7日に医療療養病棟で恒例のビアガーデン(ノンアルコール)を開催しました
PT室の個室に暖簾をつけ、“近江屋”の開店です。
部屋は提灯の明かりが灯、懐かしの看板を取り付け、昭和の名曲が流れています。
栄養科にも協力をしてもらい、おつまみも用意してもらいました。患者さん自身にメニュー表をみてもらい、注文してもらいました。
乾杯!!
アルコールは入っていませんが、「なんだか酔ってきた」といつも以上に上機嫌の方も。
普段、あまり話をされない方も会話に花が咲きます。
昭和の名曲を聴きながら歌っている方、“もう一杯”と黙々と飲み続ける方・・・・・それぞれ普段の病棟生活だけではみられない、表情・その人らしさがみえました。
作業療法の時間に陶芸で作成したお猪口でノンアルコールの日本酒を一杯。
最後は近江屋の入り口で集合写真。
ノンアルコールでも、雰囲気づくりだけで楽しいお酒の席に。
毎日の食事が楽しみでない方も、外食気分を味わい、食の楽しさを感じてもらいました。
ビアガーデンを通じて8月の季節を感じてもらい、普段の生活ではみることができない表情がみることができました。
認知症病棟にて〝喫茶おうみ〟を開催
2019.8.22(木)
認知症病棟では年に一度、〝喫茶おうみ〟と題してデザートとドリンクを楽しんでいただく企画を開催。今年で5回目となりました。
栄養科の協力を得て、誰もが食べられるデザートを考案していただき、
『人参ムース』『やわらかマシュマロ』を提供していただきました。
会場は普段、多目的に使用しているスペースに手作りの花を飾り、テーブルにはテーブルクロスをかけて喫茶店のように!! 雰囲気のある音楽をかけて、誘い合います。
メニューからドリンクを選んでもらいます。今年はホットコーヒー、アイスコーヒー、お薄、りんごジュースをご用意。さてドリンクいかがいたしますか?
合席もいいもんですね☆
お味はいかがですか?
『良くできているね!』
『美味しいよ!天国みたいだ!』
家族と共に過ごす時間も楽しい♪
一緒にいられる喜び、
ホッと一息、安心できる・・・
美味しいものを食べて笑顔(*^_^*)
居心地良くて、お尻が重くなったのかな!?
本当に美味しかったよ、ごちそうさま!ハイタッチ!
満足して頂いた様子がうかがえる
この1枚!
スタッフも感動!!
皆さんに楽しんで頂ける時間の提供ができました。
次回も楽しみにして頂けることを願って♪ がんばります!
家族教室にて詩吟の披露!!!
こんにちは!家族教室プロジェクトチームです。
お盆が過ぎ、朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね。
さて、当院では去る8月24日に家族教室を実施しました。当院作業療法士の奥野係長より「回復期リハビリテーション病棟」について分かりやすく講義を頂きました。
講義の後は、当院デイリハセンター(通所リハビリ)の利用者とその奥様による詩吟と詩舞を披露して頂きました。演目は「山中の月」という真山民が詠んだ詩。患者さんは、講義中はの様子とは変わって、詩吟が始まると目を輝かせておられ、横で聞かせて頂いた私も力強い歌声に圧倒されました。
家族教室では毎月、介護保険や栄養についてなどの講義をして頂いた後に、さまざまな思いや、心・身体に働きかけるレクリエーションの時間を設けています。
ご家族様の参加も大歓迎していますので、またお時間ある際は覗きに来てくださいね♪
作業療法士:桐畑将司
伝達講習を定期的に実施しています!
当院では、それぞれが参加した研修や学会の伝達講習をその都度、実施しています。PTでは、今年度に入って日本理学療法学術研修大会やボバース講習、運動器疾患についての研修、第34回滋賀県理学療法学術大会などの伝達講習を実施しました。
伝達講習を実施することで、伝達者は研修や学会の参加だけに留めずに、学んだ内容についてまとめ、アウトプットをすることで、研修や学会で得られた知識を具体的に診療に活かしていくことができるのではないかと思います。また、伝達講習の参加者については、研修や学会の話を聞くことで、最新の知識に触れることが出来、日々の臨床を再考するきっかけになるのではないかと思います。
当院では、学会や研修に参加しその内容について最新の情報を共有することで、リハビリテーションの質の向上を目指しています。
理学療法士 西川麻由