おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

国際学会への演題参加・・・・2nd Joint World Congress ISPGR/ Gait & Mental Functionに行ってきました

2nd Joint World Congress ISPGR/ Gait & Mental Functionに行ってきました


6月23日〜26日に、秋田県で開催された、2nd Joint World Congress ISPGR/ Gait & Mental Functionに参加・発表してきました。当院から以下の2演題がポスター発表セッションに採択されました。
「Kinematic analysis of segmental trunk movement during sit-to-stand in hemiplegic patients」Kazuhiro Ito, Yasuhiko Hatanaka, Takaaki Nakamata, Koichi Saito, Ryota Maegawa, Yuka Kitagawa, Yukiko Uno, Megumi Kitagawa, Kimiyoshi Tamura, Oumionsen Hospital, Japan
「Aftereffect of gait exercise using functional electrical stimulation in hemiplegic patients」Ryota Maegawa, Yasuhiko Hatanaka, Takaaki Nakamata, Koichi Saito, Kazuhiro Ito, Yuka Kitagawa, Yukiko Uno, Megumi Kitagawa, Kimiyoshi Tamura, Oumionsen Hospital, Japan


我々は、日々の臨床の中で生じた疑問から、より良い介入方法は何か?を深く考え、臨床現場に還元される研究デザインを…という臨床研究における哲学を大学や大学院教育にて指導を頂き、我々は臨床業務と臨床研究を行なっています。このような活動を理解し協力いただいている当院スタッフや大学院指導教官の先生、実験に協力いただいた多くの患者さんに感謝しつつ発表当日を迎えました。
初めての国際学会への参加であり、我々の研究内容にどれくらいの人が関心を持ってくれるのか?ポスターを観に来てくれる人はいるのか?自分は日本語もままならない状況で、果たして英語でコミュニケーションが取れるのか??!と、お粗末な英語力に大きな不安を抱きながら、準備を進めて来ました。



 

発表当日は、国内外の多くの方々からポスター前にて質問や感想を頂きました。当然のことながら、もっと、英語力があれば、もっと多くのディスカッションが出来たのに…と、日本語、英語ともに語学力を高める努力がもっと必要であると感じました。
  
 学会最終日前の会場でのDinnerでは、秋田の名物も堪能させていただきとても充実した4日間でした。

今後も、今回の経験を活かして、患者さんや地域社会の役に立てる理学療法士を目指して前進し続けたいと考えております。