おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

初夏を感じるデザートフェア開催!!!

6月に入り、入院患者さんの服装からも段々と夏を感じるようになってきました。そんな中、6月5日に回復期病棟でデザートフェアを開催しました。毎日リハビリに励んでいるみなさんに、少しでも喜んでもらえればという思いで年に数回行われています。今回は栄養科・料飲科の方の協力により、甘夏まんじゅう、水無月、ティラミス、フルーツ、ゆずロールと挽きたて珈琲、紅茶を用意していただきました。どれもデザートは本格的で、見るだけでうれしくなってきました。


 車いすで普段過ごしている方には少し大変なことだったかもしれませんが、できるだけ歩ける方は歩いてもらおうということでリハスタッフ付き添いの下で近くまでデザートを取りに行ってもらいました。中には自分でおぼんを持ち、席まで運んで下さる方もいて私は驚きました。当日は家族さんが多く、お孫さんに囲まれ、リハビリ中にはなかなか見ることのできないような笑顔を見せる方もいらっしゃいました。
普段はペースト食を食べている方もデザートを食べられるようにと考えられたデザートを食べ、本人は家族の前で涙を流されたそうです。
私はデザートを食べたい時に自由に食べることができますが、普段リハビリで関わらせていただいている方の中には食べたいものを食べられない方もいます。食べることを楽しみとしている方は多いはずで、もっともっとこのような機会を増やし、より多くの方に喜んでもらいたいなと感じました。



理学療法士:朝倉沙紀