おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

パーキンソン教室のアンケート結果が届きましたので報告します!

 昨年度、滋賀県東近江保健所から依頼を受け、パーキンソン病患者・家族会「のびのび友の会」の方々に、当院理学療法士が講義と体操指導をさせて頂きました(詳細は過去のブログを参照して頂ければ幸いです)。今回はアンケート結果が届きましたので報告させていただきます。

 以下がアンケート結果です。

 「とても良かった83%」、「よかった17%」、「ふつう0%」、「よくなかった0%」   でした。

 その理由として

 ・理学療法士の専門的な指導であった。

 ・理学療法士の具体的で適切な説明と実施は私の不安や悩み、弱気になっている私、日常的に行えるリハビリに大きな参考資料になった。私にとって今までにない素晴らしい経験であり目から鱗であった。

 ・自分に合った内容であった

 ・体を動かした後動きやすかった。

 

 内容は、講義にて、パーキンソン病の病態や体操の意義、困った時(手のふるえ、歩きにくいとき、体が伸びない等・・・)の対処方法などをお話しさせていただきました。また実技では、自宅でできる体操をお伝えするとともに、実際にその場で行って頂き、それぞれ身体にあった指導をさせて頂きました。みなさん、とても真剣な眼差しで聞いて下さいました。

 講義・体操終了後は、日常生活で困っていることなど、積極的にみなさんからご質問を頂き、一つ一つお答えさせて頂きました。

 みなさんの積極的な姿勢から、基本的な病気の知識や実際の日常生活上でのそれぞれに合った対応方法の指導が重要なことを改めて感じました。

 今後もよりよい講義、体操指導ができるよう日々精進していき、近江温泉病院として地域のニーズにこたえていければと考えております。

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理学療法士 前川遼太 久保田友季子 阪下沙紀