おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

言語聴覚士(ST)の仕事について

今回のブログでは、

 

言語聴覚士(ST)の仕事についてお話しさせて頂きたいと思います。

 

STの役割の一つとして、患者さんの口腔嚥下機能を評価し、安全で適切な食事形態を選択し、食事がしっかり食べられるように口腔嚥下機能訓練を行っています。

 

食事に対する取り組みとして、当院の回復期リハビリ病棟では、従来NST活動も行っていましたがよりタイムリーに状態確認を行うため、昨年度よりミールラウンドを行っています。昼食時間にラウンドし、患者さんに合った食事の調整、栄養状態の改善、QOLの向上を目的に活動しています。チームメンバーは医師、看護師、管理栄養士、PT、OT、STで構成されています。

 

 

そして、当院には認定(嚥下・高次脳機能)の言語聴覚士も在籍しています。スキルアップ・学習できる環境が整っており、日々、自己研鑽に努めています。

 

 

今後もより良い食事の提供・嚥下や栄養状態の向上に向け活動していきます。

 

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