おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

就労支援への取り組み

当院では、回復期リハビリテーション入院患者を中心に、就労支援・復職支援にも積極的に取り組んでいます。
現在、訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)の養成研修を終えた作業療法士が、2名勤務している県内の病院では唯一の医療機関です。

入院中、在宅生活に向けたリハを進める過程の後、ステップアップ時期の中で就労への可能性を探ります。実際に就労支援の対象と判断する中で、その後について、目標の共有を検討してまいります。入院中の関り、退院後の訪問リハ・外来リハの関りの中で、職場・関連機関との連携に取り組みます。脳卒中等の患者の復職には多くの課題を有し、決して容易なものではありません。それだけに、就労支援の現場に足を踏み入れることで、医療機関におけるリハビリテーションセンターとしての役割を果たし、元の職場・さまざまな作業所・働き暮らしセンター・高次脳機能センター・市町など、関連する様々な機関と連携し、ともにスキルアップを図っていければと思います。運転支援の取り組みもまた、そんな支援の一つの取り組みです。