おうみリハビリだより

近江温泉病院 総合リハヒリテーションセンターの回復期リハ病棟・介護医療院・医療療養病棟・認知症治療病棟・ 近江デイリハセンターの理学療法・作業療法・言語聴覚療法の紹介

医療療養病棟チーム リハ・病棟・栄養科合同勉強会〜第10回近畿褥瘡学会伝達講習〜

医療療養病棟チームでは、患者様に豊かな生活を提供することを目標に日々患者さんに関わっています。その一つに、褥瘡無く生活して頂けるよう・きれいな姿で終末期を・・を取り組んでいます!
今年も、第10回近畿褥瘡学会に参加したので、その伝達講習を行いました。参加者は、4階、5階の医療療養病棟看護師、介護士、栄養科、リハスタッフで、40名に及びました。

近畿褥瘡学会に参加したリハスタッフから、褥瘡ゼロに向けて、褥瘡の評価と対策、そして再評価する重要性について伝達を行いました。その後3人1組となり、当院で褥瘡ゼロにするにはどうしたらよいのか具体的に考えるグループワークを行いました。褥瘡は、全身状態が重度に低下した、寝たきりの患者さんの多い療養病棟には切り離すことの出来ない問題であり、それだけに、スタッフも、いつも以上に真剣なまなざしで伝達講習を受けておられました。
グループワークでは、異なる職種間での意見交換を行う場となり、様々な視点から見える褥瘡の現状把握が行えました。また今後の具体的な対策も考える機会となり、スタッフの褥瘡ゼロに対する意識がより高まるきっかけになったと感じます。
今回までにも、病棟との合同勉強会を開催しておりますが、今後も継続し、知識の共有と意見交換によって、チームが一つの方向に向いて進んでいき、患者さんに豊かな生活を提供できたらと思います。


医療療養病棟チーム(PT:西村 有可)